本(書籍)の引っ越しはどうやる?上手く梱包・処分する方法を解説

引っ越しの荷造りでは、本をどのように梱包すればよいのか疑問に思われる方は多いはず。

本を上手く梱包しなければ、ページの傷や破れに繋がりかねません。

この記事では引っ越しの荷造りで、本を上手く梱包する方法を解説します。

参考にすることで、大切な本に傷をつけることなく新居へ送り届けられます。

引っ越しで本(書籍)を運ぶときは段ボールがおすすめ

引っ越しで本を運ぶ時は、段ボールに入れて運ぶことがおすすめです。

本を段ボールで梱包することは手間がかかるため、ついついビニール紐で縛ってしまいがちです。

しかし、ビニール紐で縛っただけではトラックに積みにくい上に、荷崩れの原因になりかねません。

さらに運搬中は、雨にさらされる恐れがあります。

段ボールに入れておけば、大切な本が傷みにくいでしょう。

トラックに積む際、荷物を重ねても倒れにくく、雨風から本を守れます。

引っ越しで本を運ぶ際には、ビニール紐で縛るのではなく、段ボールに入れて運ぶようにしましょう。

引っ越しで本を上手く梱包するための4ステップ

本の梱包は、簡単なようで意外と難しいもの。

万が一、正しく梱包できなければ、かえって本を傷めかねません

この章では、引っ越しで本をうまく梱包する手順を、4ステップに分類して解説します。

  1. 小さめの段ボールを用意
  2. 段ボールの底は十字で補強
  3. 大きな本から平積みに
  4. 隙間にはクッションを入れる

引っ越しの荷造りは、上記ステップを参考に進めていきましょう。

ステップ1.小さめの段ボールを用意

初めにやることは、小さめの段ボールを用意すること。

具体的には、60サイズ(3辺合計60cm以内)〜80サイズ(3辺合計80cm以内)の段ボールがよいでしょう。

軽い荷物の場合、大きな段ボールでまとめて運ぶ方が効率的です。

しかし、本は大きさの割りに重量があるため、大きな段ボールにまとめてしまうと、底が抜ける恐れがあります。

そのため、小さな段ボールを複数用意し、1箱あたりの重さを分散させることが大切です。

また、一箱あたりの重量を抑える方が運びやすく、スムーズに運搬できるでしょう。

ステップ2.段ボールの底は十字で補強

次にやることは、段ボールの底に十字型でテープを貼り補強すること。

段ボールの底面で耐久性の最も弱い部分は、中心部分です。

段ボールの組み立てでは、H型にテープを貼りがちです。


引用:ダンボールワン|よくある質問

しかし、H型に貼ると、底面の中心部を十分に支えられないため、上記のように、必ず十字型で補強するようにしましょう。

万が一、十字型では段ボールの底面が開いてしまう場合は、H型と十字型を組み合わせてみてください。

ステップ3.大きな本から平積みに

段ボールに本を詰める際は、大きな本から寝かせて(平積み)入れ、8~9割程度にとどめることが大切です。

立てた状態で入れてしまうと、運搬中の揺れや重ねた段ボールの重みによって、本に負担がかかる可能性があります。

8〜9割にとどめることで、重量をオーバーしてしまったり、詰めすぎてカッターで開けるときに本を傷付けてしまうことを防げます。

また図鑑や絵本などサイズの大きなものを下に、小説やコミックなど小さなものを上にすることがおすすめです。

サイズの小さな本から入れてしまうと、バランスが悪く、振動によって本が折れ曲がったり、クセが付いたりする恐れがあるためです。

本のサイズを見ながら、丁寧に梱包しましょう。

ステップ4.隙間にはクッションを入れる

段ボールに本を詰めると、隙間が生じるはずです。

段ボール内の隙間を放置すると、別の段ボールを重ねた際に潰れる恐れがあります。

そのため、段ボール内の隙間には、クッションとなる緩衝材を入れるようにしましょう。

発泡スチロールやプチプチシートが有効ですが、手元にない場合は、新聞紙を丸めたものやタオルでも代用できます。

あくまでも、隙間を埋められればよいため、引っ越し先へと運ぶ洋服などを詰めてもよいでしょう。

引っ越しで本を詰める際の3つのポイント

引っ越しで本を詰める際には、下記3つのポイントを実践することが大切です。

  • 1箱あたり5kgを目安に梱包
  • ビニール袋で覆って雨から本を守る
  • 本の種類・サイズを揃えて梱包

それぞれのポイントを、詳しく解説します。

ポイント1.一箱あたり5kgを目安に梱包

1つ目のポイントは、一箱あたり5kgを目安に梱包すること。

段ボール通販サイトの「ダンボールワン」によると、段ボールの耐荷重は、60サイズ・80サイズともに5kgと定められています。(参考:宅配60サイズ 段ボール箱 宅配80サイズ 段ボール箱|ダンボールワン)

仮に5kg以上詰めてしまうと、重さに耐えられず段ボールの底が抜ける可能性があります。

そのため、段ボールの耐荷重に合わせて5kgを目安に梱包することが大切です。

また、自分でも持ち上げられるほどの重さにしてくことで、引っ越し先での荷解きが楽になるでしょう。

書籍のジャンルごとに、大まかな重量をまとめました。

書籍の種類 1冊あたりの重量 1箱あたりの冊数
文庫本 150g~200g 25冊~30冊
コミック 150g~200g 25冊~30冊
雑誌 500g~600g 8冊~10冊
週間漫画 600g~700g 7冊~8冊

本を段ボールに詰める際は、上記を目安におこなうとよいでしょう。

ポイント2.ビニール袋で覆って雨から本を守る

2つ目のポイントは、段ボール内の本をビニール袋で覆い、雨から守ること。

引っ越し業者に依頼した場合、作業は雨・台風の場合でも基本的におこなわれます。

荷物が濡れないよう、カバーをかけてくれる引っ越し業者もいますが、100%濡れないわけではありません。

また、荷物に入れていた調味料や化粧品などの液体が漏れる可能性もあります。

万が一、雨や調味料で濡れた場合、段ボールは水に弱いため、中まで水分がしみる恐れがあります。

そのため、本を濡らさないようにあらかじめ防水対策をしておくと安心です。

理想的な防水対策は、大きなビニール袋に本を入れて、段ボールに詰めること。

万が一に備え、十分な防水対策をしておくようにしましょう。

ポイント3.本の種類・サイズを揃えて梱包

3つ目のポイントは、本の種類・サイズを揃えて梱包することです。

本の種類・サイズを揃えて梱包することで、下記2つのメリットが期待できます。

  • 段ボール内の隙間を均一にしやすい
  • 荷ほどきがしやすい

本のサイズを揃えて段ボールに詰めると、隙間が均一にできるため、緩衝材が入れやすくなります。

仮に、サイズが異なる本を大きいものから詰めた場合、階段のように隙間ができ、隙間を埋めることが難しいでしょう。

本のサイズを揃えることで、隙間を埋めやすく、より安全に本を運搬できます

さらに新居でスムーズに本を収納できる効果もあるでしょう。

荷ほどきでは、多くの段ボールが立ち並ぶため、どこに何があるのかわからなくなるケースが少なくありません。

本の種類やジャンルごとに梱包し、箱に名前などを記載しておくと、効率よく荷ほどきができます

本が多すぎる場合には減らす選択肢も

引っ越しにおいて、本は大きな荷物といえます。

あまりに本が多い場合は、本を減らす選択肢を検討することも大切です。

理由は、運搬する荷物を減らすことで、引っ越し費用の節約に繋がるため。

荷造りをしていると、しばらく読んでいない書籍や買ったことを忘れていた本などが出てくることもあるでしょう。

引っ越しは、そのような本を断捨離するチャンスでもあります。

仮に、引っ越し費用が安くなると、浮いたお金で新しい本を購入できます。

まずは、本当に必要な本を段ボールへ詰め、残った本は新居へ運ぶ必要があるのかを検討するとよいでしょう。

引っ越し前に本を処分する4つの方法

引っ越し前に本を処分する方法は、主に4つあります。

  • 資源ごみで処分
  • 図書館に寄付
  • 回収業者に依頼
  • 本を買い取ってもらう

それぞれの処分方法について、詳しく解説します。

方法1.資源ごみで処分

1つ目の処分方法は、最も一般的な資源ごみで処分することです。

資源ごみのルールは、各自治体で定められているため、ルールに従い処分する必要があります。

多くの場合、処分したい本を紐で縛り、回収場所に置いておけば無料で処分してもらえます。

また、自治体によっては、資源回収ボックスを設置しているケースもあります。

資源ごみと資源回収ボックスの違いは、いつでも自由に捨てられるかどうか。

資源ごみは、回収の曜日が定められているのに対し、資源回収ボックスは基本的に24時間365日いつでも捨てられます。

資源回収ボックスも本を無料で処分できるため、自分にあった方法を選択しましょう。

方法2.図書館に寄付

2つ目の処分方法は、図書館に寄付すること。

一部の図書館では、市民から書籍の寄付を受け付けているケースがあります。

そのため、お住まいの市町村にある図書館のホームページを確認するとよいでしょう。

ただし、汚れ・傷のある本や古い実用書・雑誌などを、寄付の対象外にしている図書館がも中にはあります。

寄付の対象は、あくまでも図書館で貸出せる状態・種類の本に限られるため、注意が必要です。

万が一、図書館で受け付けられない場合でも、保育所や学校などへ譲渡してもらえるケースもあります。

自分の本を誰かのために役立てたい方は、お住まいの市町村にある図書館へ連絡するとよいでしょう。

方法3.回収業者に依頼

3つ目の処分方法は、民間の回収業者に依頼すること。

民間の回収業者は有料ですが、本以外にも家具・家電などの不用品を回収してくれます。

また、回収業者は自宅まで来てくれるため、自分で運ぶ手間がかかりません。

仮に、引っ越し日が間近に迫っている場合でも、最短で即日訪問ができる業者もあるため、十分間に合うでしょう。

ただし、民間の回収業者の中には違法業者も存在するため、注意が必要です。

家庭の不用品を回収する業者は、一般廃棄物処理業許可を取得する必要があります。

仮に、一般廃棄物処理業許可をもっていない場合や、産業廃棄物処理業許可の所持を謳う業者の場合は、利用を控えるようにしましょう。

詳しくは環境省の「廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!」に記載されています。

回収業者の利用を検討する方は、一度確認しておくとよいでしょう。

方法4.本を買い取ってもらう

4つ目の処分方法は、本を買い取ってもらうこと。

ただし、ひとえに買い取ってもらうといっても、下記3種類の方法があります。

  • 古本屋・古書店で売る
  • リサイクルショップで売る
  • フリマアプリで売る

上記の中でも、古本屋・古本書店での買取がおすすめです。

理由は、古本を専門に扱っており、適正価格で買取ってもらえる可能性が高いため。

リサイクルショップは、広いジャンルの商品を取り扱っていますが、古本に関する専門的な知識がないケースもあります。

本来であれば、高額な査定額がつくはずの本が、安く買取られるリスクもあるため、古本を専門とする古本屋・古書店での買取がおすすめです。

また、フリマアプリでは、全ての本を売るまでに時間がかかるため、短期間で処分できる古本屋・古本書店がよいでしょう。

買取方法は、出張買取と宅配買取から自由に選択できます。

どちらも自宅から簡単に買取依頼ができるため、負担の少ない方法です。

不要な本を少しでもお金に変えたい方は、古本屋・古本書店での買取をしてもらいましょう。

引っ越しでは大切な本を丁寧に梱包しよう

この記事では、引っ越しの荷造りで、本を上手く梱包する方法を解説しました。

本を梱包する際は、底を補強した小さめの段ボールに詰めることがおすすめです。

また、一箱あたり5kgを目安に大きな本から詰めることで、本が傷むリスクを抑えられます。

万が一、本の冊数が多すぎる場合は、これを機に必要な本・不要な本に分類し、処分を検討してみてはいかがでしょうか。

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